the NNC TIMES 番外編  ver.1.5

日々更新をモットーに、ちまちまと雑文書いてます。
どうか、ご愛顧の程を。。。。

今年は新潟だそうで。。。

ひさびさに大河見ました。去年の宮崎あおいちゃんは見逃してたもんで。

初回の今日は、妻夫木君の出番もなく、登場人物の顔見せみたいなモノでした。
しかし、この後の展開があるとは言え、信長が吉川晃司で、なんで籐吉郎が笹野高志やネン。見た目の年齢差が違いすぎです。

ドラマは、初回だから仕方ないのかもしれないけれど、少し詰め込みすぎのきらいがあるなあ。
バックボーンの知識がわりといるし、一般ウケは難しいんじゃないだろうか??
今後のドラマの展開は分かりませんが、「直江兼続」とその周辺は非常に劇的というか、何というか、興味深い関係です。素材のおもしろさを、演出はどこまで生かせるのでしょうか?

直江兼続は、もともとは樋口与六と言いました。
ドラマで出て来た父、樋口惣右衛門は中級武士くらいに描かれていましたが、もちろんそんなことはありません。
樋口家は、越後上田庄の城主、長尾政景(上田長尾氏。謙信の越後長尾氏とは縁戚筋に当たる)の家臣で、ほとんど半農に近い国人だったとされています。
一説には、幼い時の兼続(当時の与六)は、馬を引いて歩く馬借のような仕事を手伝っていたとか。もちろん、きちんとした学問を身につける機会もそう多くはありません。

樋口与六の人生が開けるのは、謙信の養子である喜平次(後の上杉景勝)の小姓に任命されてから。ただ、この喜平次こと上杉景勝も、影のある人物です。

喜平次の父、長尾政景は先ほども書いた通り、上田長尾氏で謙信が長尾家を相続する時に争った間柄。しかし、その後は謙信に忠節を尽くしています。
ただ、その死は日本史上でもミステリーとされている一つです。
ある日、政景は同じ謙信の家臣、宇佐見定満の訪問を受け、池に浮かべた小舟の上で対談をします。この時、双方酒に酔っていたとする本もありますが、真相はもちろん不明。突然、もんどり打って池に落ちた宇佐見につられる形で政景も池の中に。そして、両者は命を落とします。
後代、この死には疑惑がつきまといます。宇佐見は上杉家一の知者。その死には何かある。何者かが、邪魔になった政景を消しにかかったのではないか。。。
上杉謙信は清廉潔白なイメージと同時に、家臣を誅殺する政治家としての冷酷な側面も持っていました。勇猛な柿崎景家もしかり。

喜平次の母は、謙信の実の姉。子のない謙信は、彼を養子にします。後に彼は上杉景勝と呼ばれるに至りますが、その内心は複雑だったのではないでしょうか。

景勝の腹心となった与六は、戦死した越後の名家、直江信綱の未亡人を娶り、直江家の名跡(以後、直江兼続と称する)を継ぎます。しかし、皮肉なことに、直江兼続は関ヶ原以後、自身の直江家を自分の代で潰してしまいます。苦しくなった上杉家の台所事情を考えて、重職の自分の家を潰したとも言われています。夫の出世の道具として自家の名を使われ、そして家名の断絶という憂き目を見た、直江夫人はどう思ったのか。気になるところです。

それ以外にも、血なまぐさい上杉家相続争い(御館の乱)などの濃い人間模様もある。
光よりも、より色濃い闇の部分を持ったこの人物をどこまで描けるか、楽しみでもある。
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